あいのり出演者でブロガーの桃さんが二重埋没法に続いて鼻の美容整形を受けたことを告白しました。
今回桃さんが受けたのは骨を切ったりするような大掛かりな手術ではなく、いわゆるプチ整形。
でも、メスは一切入れず、
糸だからね、施術時間もすぐだし、腫れとかダウンタイムもほとんどない。しかも、目の埋没と同じ感じで、万が一希望通りにならなくても、一生モノではないというか。
1〜2年くらいで徐々に戻ってくるらしく、
気持ち的に安心な部分があるから、糸リフト、やってみることにしたよーーー
桃さんも「糸でのプチ整形は低リスク」と謳っているので、桃さんのブログを見て興味を持った方もいるかもしれません。
わたし自身も『Gメッシュ』という糸を使った鼻のプチ整形を経験して結果にも満足していますし、決してネガティブなイメージがあるわけではないのですが…
糸を使ったプチ整形は「有名人がしていたから~」と気軽に受けると後悔する人が少なからずでてくる施術です。
リスク等も含め、桃さんが受けた共立美容外科の『プチスレッド・ノーズアップ』について解説します。
プチスレッド・ノーズアップの施術を検討されている方の参考になれば幸いです◎
共立美容外科のプチスレッド・ノーズアップとは
PDO素材の溶ける糸で鼻柱と鼻筋を高くする施術
プチスレッド・ノーズアップは、PDO素材の溶ける医療用の糸を鼻柱と鼻筋に挿入し、鼻を高くする施術です。
公式共立美容外科・歯科
持続期間は半年ほどでヒアルロン酸とほとんど変わりませんが、ヒアルロン酸注入の大きなリスクである動脈塞栓を避けられるのは大きなメリットです。
公式サイトには「ダウンタイムはほとんどない」とありますが、これは「通常の鼻整形と比較すると」と考えておくのが良いかと思います。
わたしも2~3日はアバター状態でした…
参考Gメッシュのダウンタイム(別記事に飛びます)
プチスレッド・ノーズアップの料金
共立美容外科のプチスレッド・ノーズアップの料金はこちらです。
料金(税別) | |
8本 | 50,000円 |
4本 (追加挿入) |
48,000円 |
鼻筋に4本・鼻柱に4本の計8本挿入するため、基本料金は50,000円です。
また、別途麻酔クリーム代として5,000円(税別)かかります。
プチスレッド・ノーズアップのリスク
プチスレッド・ノーズアップの持続期間は約半年(前述のGメッシュは約二年)です。
また、完全に吸収されたあとでも20~40%が残るとされています。
これは糸によるプチ整形のメリットであると同時に、デメリットにもなり得ます。
糸によるプチ整形によってできた瘢痕・癒着が本格的な手術をおこなう場合の妨げになる場合があるからです。
特にプチスレッド・ノーズアップは鼻先(鼻柱部分)にも糸を挿入する施術なので、その影響は少なくないはず…
また、多くの美容整形クリニックでは同一部位の再手術をする場合5万円~10万円の修正料金が別途発生します。
糸による隆鼻術も例外ではありません。
「まずはお試しで…」と軽い気持ちで受けたプチ整形が本格的な手術のハードルになる可能性がある、ということです。
まとめ
プチ整形といえどリスクがない美容整形はありません。
『失敗』というと希望していたような変化が得られなかった状態を想像するかもしれませんが、異物を挿入するのですから感染のリスクもあるということです。
(これは他の糸によるプチ整形やヒアルロン酸もそうですし、自家組織の移植でも同じです)
万が一感染をおこせば、元々の鼻の形状は大きく崩れてしまいます。
施術の詳細とそのリスクについてよく理解した上で、施術を検討してくださいね。